仙台市交通局が管理する市営地下鉄に対し、同市が補助金を出すのは「独立採算の原則に反する」として、仙台市民オンブズマンが市と市交通局を相手取り、05、06年度の補助金約25億6400万円の市への返還と違法性の確認を求めた訴訟の判決が26日、仙台地裁であった。畑一郎裁判長は、市交通局は被告になりえないと返還請求を却下、「合理的な理由がある」と違法確認の訴えも棄却した。
オンブズマン側は、補助金の支出には地方公営企業法で定める「特別な理由」が必要だが、補助金による地下鉄の赤字補填(ほ・てん)はそれに該当しないと、違法性を訴えていた。
判決は、「(被告の)仙台市交通事業管理者は、市の機関であり、民事訴訟の当事者として不適法」と返還請求を退けた。その上で、違法性については、05、06年度の地下鉄事業は大幅な赤字で、営業収入だけで賄うには運賃の大幅な値上げが必要とし、「放漫経営に陥っている証拠はなく、赤字穴埋めに補助金を支出することは合理的な理由がある」と判断した。
判決後、オンブズマン側は「放漫経営でなければ半永久的に補助金を支出し続けることになる」と話し、控訴を検討するという。一方、仙台市の梅原克彦市長は「主張が認められた。地下鉄は都市基盤の基軸であり、今後も適切に対応していく」と述べた。
asahi.com
このオンブズマン結構頑張ってますよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿