2008年7月17日木曜日

仙台市内で記者会見

岩手・宮城内陸地震で、国土交通省東北地方整備局は16日、仙台市内で記者会見し、両県で確認された15の「土砂ダム」について、危険度に応じて対策を進める方針を示した。本県の市野々原(いちののばら)地区(一関市厳美町)は、最優先で取り組む事業に位置付けられた。
 同整備局の南哲行河川部長、本県の野中聡砂防災害課総括課長らが記者会見した。今回の地震では本県側で5カ所、宮城県側で10カ所の土砂ダムが確認された。同整備局は、これらを危険度に応じて3つのグループに分類した。
 最も危険度が高いグループは市野々原地区のほか、宮城県の6カ所が対象。
 南部長は「決壊の可能性があるので、直接ダムの状態を小さく、または消滅させる必要がある。技術的にも難しい部分があり、国の直轄事業で対策を行っている」と現状を説明した。
 2番目に危険度が高いグループは、本県の産女(うぶすめ)川、槻木平(つきのきだいら)、須川の3地区(いずれも一関市厳美町)を含む5カ所。
 現時点では決壊の可能性は低いものの、下流部に砂防えん堤を設置するなどして対応する方針。
 危険度が一番低いグループは、本県の小河原地区(一関市厳美町)を含む3カ所。規模が小さく決壊の可能性が低いため、中長期的な対策で取り組む。
 市野々原地区の土砂ダムは約173万立方メートルの土砂が崩落したと試算されている。事業費10億7000万円で国の直轄事業に採択されている。

岩手日報

土木工事の方々、これから暑いのに大変ですねぇ・・

2008年7月8日火曜日

東北景況

日本銀行仙台支店の安永隆則支店長は7日、日銀本店の支店長会議に出席して東北6県の金融経済状況を報告した。景気の基調判断を「足踏み感がみられる」と前回(4月)判断を2期連続で維持した。全国9地域のうち、前回と判断が同じなのは東北のみ。原材料価格の高騰で企業収益は悪化しているが、設備投資の水準が高めなことなどから判断を据え置いた。  収益の悪化で、企業の採用スタンスが慎重になっているほか、生活必需品の値上げで個人消費は「不要不急のものを買い控える傾向が出て、前回より悪くなっている」(仙台支店)という。原油・原材料価格の高騰に伴う影響が各方面に広がっている。
日本経済新聞

 なんとも暮らしにくい世の中です。

2008年7月7日月曜日

高校野球開幕

勝って地元の人たちに恩返ししたい――。岩手・宮城内陸地震で被害を受けた栗原市内の高校に通う球児たちの熱い夏が、きょう5日から夏の高校野球県大会で幕を開ける。
 「これが最後の大会」。バレー部員ら3人の助っ人を含めてわずか12人の鶯沢工野球部は、静かに闘志を燃やす。来年、近隣の岩ヶ崎に統合されるため、初戦突破を合言葉に練習に打ち込んでいた最中の14日、被災した。グラウンドに地割れが起き、外野フェンスも壊れた。地割れは補修したが、休校のために3日間練習できなかった。鈴木秀幸主将は「地元の人たちを勇気づけられるような試合を」と完全燃焼を誓う。
 甲子園出場経験がある一迫商も、練習施設が地震の被害を受けた。二つの室内練習場は、計45か所にひび割れができ、数か所は「10センチぐらいの穴があき、水が噴き出していた」(熊谷貞男監督)。選手たちが土で補修したが、デコボコができて打撃練習しかできなくなった。練習拠点に使う市営グラウンドも照明80個のうち40個が断線した。照度不足で、夜間の練習を2時間短縮したこともあった。
 室内練習場の一つは3年前に春の選抜大会に出場した時、地元の人たちから受けた寄付金で昨年建てた。市営グラウンドも、地元の好意で無料で借りている。選手らは「地元の人たちの応援があるからこそ野球ができる」と口をそろえる。
 熊谷健太郎主将は「今度は自分たちが勇気を与えて、恩返ししたい」と話す。
 校舎が被害を受けて休校していた岩ヶ崎も、10日間にわたって選手各自での練習を余儀なくされた。4日、同校の壮行式で大畑典子校長は「地震で大きな被害を受けた学校の一つです。ぜひ初戦にかけて下さい」と激励。気合を入れるため丸坊主にした佐藤駿矢主将は「被災地の皆さんの励みになる戦いを」と誓っていた。
(2008年7月5日 読売新聞)

 スポーツって勇気与えてくれますもんね